グループ名のSISAY（シサイ）とは「花が咲く、開花する」という意味。シサイは1983年にメンバーの父親達によって結成され、メンバー全員がエクアドルのネイティブアメリカン（アメリカ先住民）で構成されたグループ。北米やヨーロッパ各地でツアーを行った後、1994年に初来日し日本での演奏活動を開始。現在、日本各地やアジア各国でのイベントへの参加、コンサート、ライブなど色々な形でステージ・パフォーマンスを行っている。
「愛・地球博2005」では延べ3ヵ月にわたりアンデス共同館内にて演奏を披露し、高い評価を得る。
彼らの音楽は他の文化も尊重する彼らの民族（インバヤス族）らしく、祖国エクアドルの民族音楽を基礎にして、アンデス、ラテン音楽なども柔軟に取り入れた、独自の演奏スタイルを確立している。
2005年のエクアドル民族音楽祭「パウカライミ」では10部門中3部門の賞を受賞、また2006年のエクアドル民族音楽祭「エキノクシオ」ではベスト民族音楽賞とベストグループ賞を受賞し、故郷でも人気を不動のものにした。