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Elizaveta
(ポップオペラ)
Elizaveta(エリザヴェータ)は、オペラ、クラシック、エレクトロニカ、ソウルなど多彩な要素を融合させた独自の“ポップ・オペラ”スタイルで国際的に知られるシンガーソングライター、ピアニスト、プロデューサー。プラハ音楽アカデミーでピアノとオペラを学び、のちに南カリフォルニア大学(USC)で作曲と声楽の学位を取得。2011年にユニバーサル・リパブリック・レコードと契約し、グラミー受賞プロデューサー、グレッグ・ウェルズと共に制作した2012年のアルバム『Beatrix Runs』でメジャーデビューを果たす。収録曲「Dreamer」はiTunesの“Song of the Week”に選ばれ、注目を集めた。
2013年に独立して自身のレーベル「Flower Army Records」を設立。翌年、セルフプロデュースした楽曲「Hero」が話題となり、Pegboard Nerdsによるリミックスがバイラル動画「GoPro Superman」に使用されたことで一躍有名に。YouTubeでは7000万回を超える再生を記録し、世界中のプロデューサーによってリミックスされ続けている。
その後も、即興演奏とライブ・ルーピングを取り入れたパフォーマンスで多くのファンを魅了。ゲーム『Dragon Age: Inquisition』では吟遊詩人役として歌声を披露し、ロシアの人気ロックデュオB-2とのデュエットはロシアのポップチャートで首位を獲得した。セカンドアルバム『Messenger』では作詞・作曲・プロデュースを自ら手がけ、6度のグラミー賞受賞歴を持つロブ・キアレリがミックスを担当。また、日本ではクラシック・クロスオーバー作品『Breakfast with Chopin』をリリースし、スコット・マーフィーとの日本語アルバム『目覚める理由』により全国ツアーを行った。
2025年には100曲リリースプロジェクトを始動し、福岡拠点のピアニスト、Pianoman Darrellとの共作「Another Step」やアルバム『Spring Songs On The Fly』を発表。さらに即興を中心とした参加型ワークショップを日本語と英語で開催し、観客と共に音楽を“その場で生み出す”パフォーマンスを展開中。現在はアニメ作品の音楽と、日本をテーマにしたオペラの制作に取り組んでおり、2026年の発表を予定している。